« デスノートのゲームが登場 - ニンテンドーDS | メイン | 無料でセキュリティ対策ができる »

2006年08月03日

亀田 興毅 の世界戦は本当にやらせだったのか?

2006年8月2日夜、ライトフライ級2位の亀田選手が空位になった同級世界王座をかけて、同じくライトフライ級1位のファン・ランダエタ(ベネズエラ)と世界王座決定戦を行った。
この二人、実は色々うわさがあるのであった。

亀田選手は、今までの対戦成績は既報の通り輝かしいものである。だがその実、対戦したほとんどの選手がタイ人であるという疑惑。
日本人とはプロデビュー以来、公式には一度も試合をせずして世界戦を行ったのである。日本人からの対戦オファーは、東洋太平洋王座決定戦より以前から来ていたのも既報である。
なぜタイ人とだけ対戦するのか? 恐らくお金で買収されたのであろうというのが大方の予想である。
陣営は「日本に興味ない、世界が・・・世界を・・・」の一点張り。
しかしこれには理由があると思われる。亀田選手のボクシング人生で、初の負け試合の存在である。

プロデビュー前に参加した社会人選手権準決勝。
アマチュアルールに慣れずバッティングの警告(プロルールと違いバッティング等について厳しい)と葛藤していた亀田選手は、一撃KOのプロルールを見据え、これに固執していた。
もちろん父でありトレーナでもある史郎さんは、「手数、手数ー!手数だせー」と絶叫とも取れる発言をその場でしていたのだが、本人には届かなかった・・・。
アマルールでは破壊力より技術、一撃KOより手数を重視する(もちろんKOできれば最高ではある)。
ここではプロルールにこだわり、柔軟な対応ができないモロさを露呈した。

ファン・ランダエタについても疑惑がある。
彼はWBA世界ミニマム級暫定王者のサウスポーで戦績は20勝(16KO)3敗1分けであり一度の防衛に成功。最新の試合は2005年12月17日で、判定勝ち。
事実空位になったライトフライ級に急遽、ランキングされ1位となっており、仮に亀田が文句ないKO試合を生み出したとしても、所詮は下の階級から上がって間もない選手にKO勝ちしてもね・・・
と言われていたことだろう。
つまり下の階級での実績はあっても、階級を上げて間もない選手なのである。
しかし、この選手は本来の適正階級がこのライトフライ級であるらしいとも言われている。

この程度の批判はすぐにでも言えるのであるが、ここからが本題。
亀田も実は本来の体重から一階級下げたライトフライ級に初挑戦なのである(本来フライ級50.8キロ以下だが今回ライトフライ級48.9キロ以下で試合を行った。理由はマスメディアの報道によると、早く世界戦を行いたい、日程的問題らしい)。
これまでの減量からさらに約2キロの減量を強いられることになる。ベストエフォート(エフォート=努力)である本来の階級から1つずれた形だ。

ここで一つ、皆さんが気になっていることを書きたいと思う。
ボクシングに八百長、やらせはあるのかどうか。

セレス小林(第13代WBA世界スーパーフライ級チャンピオン・第44代日本フライ級チャンピオン)さんに、2004年夏頃、私がセレス氏に直接聞いた話を紹介する。

私:亀田選手っていうのがマスコミで結構騒がれていますが、八百長だといわれているようですが、実際プロの目からみてどうなんでしょうか?
セレス氏:んー、無いと思うよ。少なくとも俺の時は無い(無かった!と言っていたかも)。
ただ、対戦相手のことを知らされず、戦ってみたら期待のルーキーだった・・・
つまり相手の強さを知らされず、本来のレベル以上の相手と試合をやらされることはあるよ。

という当時の純粋無垢な私にはちょっぴり衝撃的な話が、亀田選手論争では毎回頭をよぎる。
ここまで書いて支離滅裂な文章に恥ずかしさを覚えるので、以下本ページの要点を、まとめてみたい。

・空位となった階級で亀田・ランダエダ両選手が試合を行う際、一階級下げた亀田と本来の階級(らしい)のランダエダ・・・というミスマッチ。
・両者ともに慣れない階級での試合。
・ランダエダ、あるいは、ジャッジの方々がお金で買収されたかも、知れない疑惑(判定に納得がいかないことから)
・ボクシングにおける八百長は、2004年夏時点ではあまり無い様子
・今回の件でTBSに電話抗議する馬鹿者は今すぐ、自らの行為を恥じるべきで、行動するならジャッジの携帯電話に抗議してはどうか? (TBSは試合を放送しただけである点に注意せよ)
・亀田選手よ、以前の東洋太平洋王座決定戦を行う前に、世界王座決定戦をやる前に、頼むから日本人選手、少なくとも内藤選手と試合やってくれ

以下にジャッジに関するコラム引用
全体の流れで見てしまうと初回にダウンを奪い、11回にも亀田選を窮地に陥れたランダエダが、ポイントはわかりやすく取っているので、ランダエダの勝ちとなります。

しかし、@ダウンを奪われても10−8。Aダウン寸前のピンチに陥っても10−9。B何のアクションもなく、どうつけるんだというラウンドも、どちらにしようか迷うほど互角のラウンドも、10−9でどちらかの選手に振り分けるのが世界的な採点方式。日本人ジャッジによる国内での試合はBのようなケースは10−10になる。

わかりやすく言うと圧倒的に打ち勝ったラウンドも10−9。互角に見えてもどちらかに10−9が付けられるのが世界戦。この振り分けが出来ないジャッジは”能力がない”と言われてしまいます。

昨日の試合では、ジャッジ3人が同じスコアを付けたラウンドが少ない。1、11回のランダエダ。6、10回の亀田選手。ジャッジの内訳はパナマ、韓国、フランス。ランダエダのマネジャーはパナマ人、このパナマ人ジャッジ起用には驚いた。韓国のジャッジは、前に出るボクシングを評価する。気になるのはフランス人ジャッジ・・・。

3人のジャッジの内、2人がそろって、どちらか一方にポイントを与えたラウンドは、ランダエダ1、4、9、11、12回。トータル6ポイント。亀田選手は2、3、5、6、7、8、10回。トータル7ポイントとなる。

中盤の5〜8回までフランス人ジャッジは、全てのラウンド亀田選手に与えている。この中盤戦パナマはイーブン。韓国は2ポイント亀田選手。とにかくジャッジ泣かせの試合ではあった。7つのラウンドにおいて、双方がポイントを取り合っている。なんじゃこりゃと思いますよねぇファンの方々は。

亀田選手大ピンチの終盤戦。パナマ、韓国はイーブン。フランスは2ポイントランダエダ。トータル、パナマ3ポイントランダエダ、韓国2ポイント亀田、フランス1ポイント亀田。1−2で亀田選手の勝ちとなっています。

ランダエダ、中盤戦の”スピード・ボール”でも打っているかのようなボクシングがポイントにつながっていなかった。当てるだけのパンチになってしまっていた感も否めない。亀田選手ジャブを受けながらも前進し、ランダエダのガードの上、体でも打った事と1発の迫力が評価された結果となりました。

その是非はともかく、現在の採点スタイルからするとこのような見方もあるという事になります。ヨーロッパ・スタイルを評価するであろうフランス人ジャッジが、中盤戦の全てを亀田選手に与えた。我々にとっても、今後の勉強になりました。
コラム全文引用:http://ameblo.jp/stanbox7/entry-10015403471.html

-------------------------------------------------------------------------------
前王者のロベルト・バスケスの王座返上によって行われたこの試合は12回判定で亀田興毅の勝利となったが、ここでは試合を唯一客観的に見る事が出来るであろうデータとして、当日のジャッジペーパーを見ていく事にしたい。 ボクシングの採点は、日本タイトル戦まではジャッジ2人とレフェリー1人により行われ、リング上で試合を裁くレフェリーもラウンド間に採点を行わなければならず、その苦労は並大抵のものではない。これが東洋太平洋(日本が属するエリアタイトル)戦以上(もちろん世界戦も)になると、ジャッジが1人増え3人になり、その代わりレフェリーはリング上で試合を裁く事に集中できる事になる。今回の試合ではスタンリー・クリストドーロー(南アフリカ)レフェリーはリング上で試合を裁く事に集中し、リングサイドではグスタボ・パディージャ(パナマ)、ダニエル・タロン(フランス)、金光洙(韓国)の3人のジャッジが採点を行った。

ではデータを見ていくが、今回は全12ラウンドを世界戦のテクニカルドローラウンド(偶然のバッティングによる試合続行不可能の場合において引き分けとなるラウンド数)である4Rを基準に前半・中盤・後半と分けてみた。(便宜上(ジャッジの皆様には申し訳ないが)以下は国籍略称で表記、スコア表記は勝った亀田−負けたランダエタの順で)また、各ラウンドごとの判定を「判」表記で示している。
   1R  2R  3R  4R 序盤計
パ 8−10 9−10 10−9 9−10 36−39
フ 8−10 10−9 10−9 9−10 37−38
韓 8−10 10−9 10−10 10−9 38−38
判 0−3 2−1 2−0 1−2 0−2
                 (2−2)

1Rは亀田が終了間際に生涯初のダウンを喫したラウンド、当然の事ながらダウンした側が1点引かれる事になる。以降は5Rまで判定がジャッジによって分かれる結果となった。特に序盤で注目したいのは、韓国の金ジャッジが3Rを10−10のドローとした点である。 マストジャッジシステム(どちらかに優劣をつける採点方式)において(当然この試合もこのマストジャッジシステムが奨励されていた)、10−10というのは非常に珍しいのであるが、このおかげもあって序盤4Rの採点を集計しても、パナマのパディージャジャッジが3ポイント、フランスのタロンジャッジが1ポイント差でいずれもランダエタのリードとする中で、金ジャッジだけが38−38のドローという事になっている。 また序盤戦をラウンド毎に見ていくと、1・4Rがランダエタ、2・3Rが亀田と互角の展開になっているが、偶数ラウンドで採点が割れているという点に注目しておきたい。

   5R  6R 中間計  7R  8R 中盤計  8R時点
パ 9−10 10−9 55−58 10−9 9−10 38−38  74−77
フ 10−9 10−9 57−56 10−9 10−9 40−36  77−74
韓 10−9 10−9 58−56 9−10 10−9 39−37  77−75
判 2−1 3−0 2−1 2−1 2−1 2−0  2−1
         (4−2)       (4−0)(6−2)

ようやく6Rで採点が並ぶものの、6R終了時点ではパディージャジャッジが3ポイントランダエタのリードだが、タロンジャッジが1ポイント、金ジャッジが2ポイント差でいずれも亀田リードと逆転に成功する。 以降9Rまでまた採点が割れる事になるが、5〜8Rの中盤4Rを集計すると、パディージャジャッジが38−38のドローだが、タロンジャッジが4ポイント、金ジャッジが2ポイント差でいずれも亀田リードの評価を下している。また8R終了時点ではパディージャジャッジが3ポイントランダエタのリードだが、タロンジャッジは逆に3ポイント亀田リード、金ジャッジも2ポイント差で亀田リードという状況になっている。 中盤戦は全て亀田がラウンドを取る結果となり、この中盤戦のラウンドゲットが最終的に王座獲得に繋がる事になった。

   9R  10R  11R  12R 終盤計    総計
パ 10−9 10−9 9−10 9−10 38−38   112−115
フ 9−10 10−9 9−10 9−10 37−39   114−113
韓 9−10 10−9 9−10 10−9 38−38   115−113
判 1−2 3−0 0−3 1−2 0−1    2−1
                 (1−3)  (7−5)

終盤10・11Rと採点が並ぶ結果にはなったが、終盤4Rだけを見るとラウンド毎では圧倒的にランダエタのリードだが、採点を見ると明確に差が付いたのはタロンジャッジの2ポイント差ランダエタリードのみ。あとの2人が38−38のドロー(パディージャジャッジは9・10が亀田、11・12がランダエタ、金ジャッジは奇数ラウンドがランダエタ、偶数ラウンドが亀田)という採点になった。 結局トータルはパディージャジャッジが3ポイント差でランダエタだったのに対し、タロンジャッジが1ポイント差、金ジャッジが2ポイント差で亀田、2−1をもって亀田勝利という結果になった。 (8月4日追記:更に見ていくと亀田が劣勢に陥った11Rが勝負の分かれ目だったように思う。このラウンドは3人とも9−10でランダエタなのであるが、もしダウンを奪って8−10になったとすればどうだっただろう。最終ラウンドがこのままであれば3者3様でドロー(パディージャジャッジが4ポイント差でランダエタ、タロンジャッジが113−113のドロー、金ジャッジが1ポイント差で亀田)という事になり、両者で改めて再戦という事になったはずである。 それをさせなかった亀田のラウンド中のクリンチがある意味勝利を決めたとも言えると思う)

こうしてジャッジペーパーを見ると、決してTV中継やライブ観戦では分からないジャッジの採点の苦労さがわかるというものである。とにもかくにも亀田興毅が世界を制した事は事実ではあるが、やはりそのスケールからしても明確な勝利(KO・TKO)は欲しかったところではある。 あえて亀田君に苦言を呈するならば、せっかく世界チャンプになったのだから、今後は1年に1回はKO勝利を挙げて欲しいし、せめて今年一杯の残りの試合は全てKO決着で勝って欲しいというのが全国ネットになって彼の試合を全て録画しているにわかボクシングファンの意見である。でなければ今回の勝利がフロッグだといわれかねないからだ。
コラム全文引用:http://hatatomo.blog25.fc2.com/blog-entry-40.html

広告

当サイト・ページへのリンクは一切自由です。
当ページのURL:http://webnews.s201.xrea.com/archives/2006/08/031153.html

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://webnews.s201.xrea.com/x/cgi-bin/mt-tb.cgi/34